2月20日木曜日13時30分から、香川県済生会病院肝臓内科、正木勉先生をお迎えして出前講座を実施しました。たくさんの資料を用意して詳しく説明して頂きました。
人体の臓器ではもっとも大きく、代謝や解毒機能、胆汁の生成分泌といった人が生きていく上で欠かせない働きをもつ肝臓であることがよく分かりました。強い再生力をモツ一方病の進行に気づきにくく、「沈黙の臓器」と呼ばれることに納得しました。
時代が進み、肝癌の原因であるC型肝炎ウィルスは駆除、B型肝炎ウィルスは制御ですが、肝疾患患者人数は、30年前から変わってないそうです、第一は、脂肪肝(中性脂肪が肝臓にたまった状態)。原因は、肥満。肥満は、肝疾患だけでなく、万病の元。食事と運動に注意して、適正体重を維持することが大切だ。第二は、アルコール肝炎。お酒を止めるのが一番。適度な飲酒量が大切だと分かりました。さらに、四国新聞の連載の肝心かなめの肝臓のお話は、とてもためになりました。本当に有り難うございました。