今日は、朝8時から、消防団多肥分団の消防車が地域一帯を回り、また防災無線で、「大規模災害が発生。多肥小学校に避難してください」と周知するところから、訓練を開始しました。
事前申込された方、今日の放送を聞いた方など、約450人の方が参加して下さいました。
参加者の方に4班に分かれてもらい、まずはAEDと応急処置の訓練を行いました。
その体験をもとに、次のシミュレーション訓練へ。
骨折した人、目の不自由な人、車椅子の人と担当を決め、その方をどのように誘導して避難するか、リーダーを中心に考え、障害物のあるコースを歩きました。
自分1人だけなら、簡単に歩けるコースも、他の人を気遣いながら歩き、また補助をしながら歩くのは大変です。小さなお子さんから、高齢者の方まで、一緒になって訓練しました。
運動場には起震車もあり、熊本地震や南海地震の震度を体験しました。思った以上の揺れに、みなさんびっくり。たくさんの方が起震車に乗り、体験しました。体験してみて、家具の転倒など見直さなくては、という声も聞かれました。
全ての訓練を終え、南消防署の署長さんに講評をいただき、最後は非常食の訓練です。温めなくても食べられるカレーを食べてみました。
約半日の訓練でしたが、防災について考え、避難行動について学び、有意義な時間でした。
いざという時に、自分の命は自分で守れるように、日頃から訓練し、災害に備えましょう‼️